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4年生 福祉学習

公開日
2026/02/03
更新日
2026/02/03

学校生活のようす

  • 休憩時間に児童が講師に盲導犬のことを聞いている
  • 講師が児童に日常のくらしについて説明している
  • 目隠しをした人にわかるように伝える

休憩時間に児童が講師に盲導犬のことを聞いている

講師が児童に日常のくらしについて説明している

目隠しをした人にわかるように伝える

1月30日(金)視覚障がい者の方を招いて福祉学習を実施しました。講師の方からお話を聞いて目が見えないというのはどういうことなのかを考え、自分には何ができるのか考える授業です。

まず、講師の方が連れている盲導犬に「かわいい」「さわりたい」とみんな大喜びでした。お話が始まると講師の方の明るくパワフルで親しみやすい言葉にみんな引き込まれていきました。

講師の方が「質問は手を挙げて言わなくていいですよ。私が話しているときにどんどん思ったことを言ってください。」との発言にみんな戸惑っていました。普段、子どもたちの授業のルールは「手を挙げて発表や質問をしよう」となっているからです。すると、講師の方は「目が見えないから、しゃべってもらわないと手を挙げてもらってもわかりません」とおっしゃいました。そうすると子どもたちは声を出して応えるようになりました。

盲導犬については「かわいいけどさわったり、じっと見ないであげてほしい。人が大好きなので、見つめた人にかまってもらいたくなる。でも、盲導犬は目の代わりなので、勝手に動いてしまうとけがにつながる。」とお話しくださいました。

また、私は目が見えないけどみんなと同じことだってできると、リンゴの皮をむいたり、スマホを操作したりして見せてくれました。

そのあと子どもたちが目隠しをしている友達に、指示された姿勢を言葉だけで再現させるワークをしました。言葉で伝えるむずかしさを感じたあと、講師の方の経験談をお聞きしました。

道が分からなくて困っているとき、「すみません」と大きな声で言っても人の気配は感じるのに誰も助けてくれなかった。でも「助けてください」と言ったらたくさんの人が「どうしました」と来てくれた。また、駅の点字ブロックを歩いているとき、人にぶつかった。そのとき「すみません」というと、人の気配だけしてすっと下がったようだった。ぶつかったのが人なのか何なのか、感情もわからず不安だった。それで、ぶつかったときは「ありがとうございます」ということにした。すると「いえいえこちらこそすみません」とぶつかった人がどんな人で、どんな気持ちなのかわかるようになった。

とのことでした。自分の発想を変えることで自分らしく生活できるようになる。みんなも自分を好きになって楽しく過ごしてという力強いメッセージをいただき、みんなで「自分大好き!」と叫んで終わりました。

子どもたちは学ぶことが多かったようで、たくさんのメモを取っていました。