情報教育講演会 ~ネットゲームやSNS、その使い方で大丈夫?~
- 公開日
- 2025/04/28
- 更新日
- 2025/04/28
学校生活のようす
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4月28日(月)
3・4・5・6年生を対象に情報教育講演会がありました。
講師に、大阪府教育委員会のネット対応アドバイザーであり、様々な学校で講演されている 篠原 嘉一 さんをお招きし、ネット、ゲーム、SNSの危険性についてお話いただきました。
LINEやインスタ等のSNS、動画やゲームアプリのアイコンが映し出されると、学年に関係なく子どもたちが「知ってる」「使ってる」と手を挙げていました。
ただそのアプリの多くが、年齢制限があり小学生が使ってはいけないものや保護者の設定が必要なものだとわかり、子どもたちは驚いていました。
講師の先生からは、
・子どものうちは脳が発達していないから依存症になりやすいこと
・スマートフォンは、検索やメール、SNSに打ち込んだ言葉から、利用者の好みを学習して偏った情報を表示していること。
・SNSには写真等に位置情報をつけないと使えないものがあり、知らないうちに他の人に住所や居場所を知られてしまう危険があること。
・悪口やふざけた書き込みで人を傷つけたり、迷惑をかけると犯罪になること。また、書き込んだ内容は画面から消えても、アプリの運営会社に記録として残っていて警察の捜査などに使われること。
などを教えていただきました。
講演が進むにつれて子どもたちは、自分たちの使い方に気になるところがあるのか、熱心に話を聞いていました。
ネットやSNSは大変便利なもので、今の生活にはなくてはならないものになっています。
しかし使い方を誤ると、自身の健康を害するほか、人権侵害や犯罪の被害者にも加害者にもなってしまう多くの危険をはらんでいます。
安全に利用するためにはどうすればいいか、使い方や設定を確認する等、おうちのほうでも話題にしていただければと思いました。