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「書く力」を育む授業づくり

公開日
2025/07/16
更新日
2025/07/16

学校の様子

 本校では、昨年度に引き続き、大阪府のスクール・エンパワメント推進事業【確かな学びを育む学校づくり推進校】の指定を受け、重点目標の一つとして「書く力の育成」に取り組んでいます。「書く力」は、子どもたちが、自分の考えや感じたことを的確に表現し、他者に伝える力を身に付けることは、すべての教科の基礎であり、これからの社会で必要とされる大切な力です。

 この「書く力」の育成に向け、授業中にノートやワークシートに自分の考えを書く場面を設定しています。「頭の中ではわかっていても、言葉で表現できない」生徒も見られ、

 ”自分はこのような方法で解決した。考えた。” 

 ”相手にわかるように説明した。”など、グループワークや授業を振り返る活動場面などで、記述する機会を設けています。

 写真は、実際に生徒が授業中(ある日の数学科の授業)に取り組んでいるワークシートの一部です。問いに対して自分の考えを文章で書いたり、友だちの意見を取り入れて新たな気づきを加筆したりと、学びの足跡が丁寧に記載されています。

 今後も、「書くこと」を通して、自ら学びを深め、主体的に表現する力を育ててまいります。